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ハンドボール・キーパーの役割は?向いている人や構えのコツも

ハンドボール・キーパーの役割は?向いている人や構えのコツも

サッカーとバスケットボールの特徴を併せ持つ屋内球技スポーツ、ハンドボール。相手のゴールへ向けてボールを投げ込むことで得点するスポーツなのですが、相手チームの得点を阻む最後の砦がキーパーです。ハンドボールのキーパーはどのような人が向いているのでしょうか。

今回はハンドボールのキーパーの役割、向いている人や構えのコツについて紹介します。

目次

ハンドボールのキーパーの役割は?

サッカーのように相手のゴールへシュートを決めることで得点するハンドボール。ゴールを守ることを専門とするポジションがゴールキーパーです。相手プレイヤーから投げ込まれるシュートを身体を張って阻止する守備の要としての役割と、ボールを確保してから反撃の起点として味方に素早くパスを出したり、遠投を行ってカウンターの起点となるなど反撃の狼煙をあげる役割を兼ね備え持ちますよ。

出展:リーグH 公式Youtubeチャンネル

ゴールキーパーの特徴

ハンドボールでは全てのプレイヤーが手を使ってボールを扱いますが、それでもハンドボールのゴールキーパーは特異性を持ったポジションです。ここからはゴールキーパーのルール上の特徴やゲーム上の特徴について紹介します。

ユニフォームが特殊

ゴールキーパーは他のコートプレイヤーとは別の色のユニフォームを着て、傍目から見て区別しやすい装いである必要があります。数多くのシュートを体を張って守るという過酷なポジションということもあり、ゴールキーパーは唯一長ズボンを履くことが許されているポジションではありますが、コートプレイヤー同様にグローブなどの防具を着用することはできません。

ゴールエリア内でプレーできる

ハンドボールにはゴールエリアと呼ばれる、ゴール周辺を囲うエリアがあり、コートプレイヤーはこのゴールエリア内に足を踏み込んでプレーすることは出来ませんが、ゴールキーパーのみは自陣のゴールエリア内で自由にプレーすることができます。

ゴールエリア内では足も含む全身で相手のシュートを防ぐ事ができ、ボールを持った状態でも歩数制限を課されずに自由に歩くことができます。ゴールエリア内でプレーするのが基本となるため、選手との身体的接触は基本的に無い、というのもこのポジションの特徴ですね。

アウターゴールラインを割ればゴールキーパースローからゲーム再開

ハンドボールでは、ボールがコートの外に出てしまった場合は基本最後にボールを触ったプレイヤーの反対のチームのスローインからゲームを再開します。しかし、ゴールキーパーがゴールエリア内で最後に触ったボールがアウターゴールライン、ゴールの辺のラインから外に出た場合は、ゴールキーパースローでゲームを再開します。これはハンドボールのシュートは基本はじくので精一杯、捕球するのが困難だからです。しかし、シュートを弾いたボールがサイドラインから出た場合は相手のスローインから再開になりますよ。

キーパーに向いている人は?

ハンドボールのキーパーに向いているのはどんな人なのでしょうか。ハンドボールのキーパーに向いている特徴を一つずつ紹介していきます。

体格が大きい人

ハンドボールでは、基本至近距離から相手が力いっぱい投じるシュートを体を張って止めなければならず、「体のどこかに当たってくれ!」という感じで体を精一杯広げてシュートを止めに行くことも少なくありません。当然、体格が大きければ大きいほど有利、キーパー向きと言えます。

柔軟性に優れる人

加えて、ハンドボールのキーパーに重要視されるのは柔軟性です。足元を狙われた時にすぐに股を割って開脚できるかどうかというのは重要なポイント、体格が大きい人であれば尚更です。

反射神経に優れる人

ハンドボールのスケール間や競技スピードでは反射神経でどうにかするのにも限界はあるのですが、やはりキーパーをやる以上反射神経が良いに越したことはありません。反射神経が良ければ相手の動きをギリギリまで見ることが出来るので、シュートを止める確率も高くなっていくことでしょう。反射神経を活かせる俊敏性も大事になりますよ。

コミュニケーション能力が高い人

相手ゴールを攻めるコートプレイヤーから一歩引いた位置に立ってゲームを見ることが出来るキーパーは、チームの司令塔のような役割を兼ねるケースも多いです。相手のシュートを止めた際に反撃の起点になるのもキーパー、司令塔としての能力は練習や経験を通じて高めていけばいいですが、適正としてはコミュニケーション能力が高い人が向いているでしょうね。

メンタルが強い人

ハンドボールのキーパーは自分の方向へ向けられた高速のシュートを次々と体で止めなければならない、恒常的にボールをぶつけられ続けるようなポジションです。恐怖を感じる人もいるでしょうし、痛みに心が折れてしまう人もいるでしょう。心身ともにタフな人でなければ務まらないと言えるかもしれませんね。

ハンドボールのキーパーの構えのコツは?

ハンドボールのキーパーを行う中で、より上手にプレーするためにはどのようなコツがあるのでしょうか。ここからはハンドボールのキーパーの構えのコツを紹介します。

相手シューターとの心理戦を制する

ハンドボールではシュートを放つ際に、ボールのリリースポイントがキーパーと2m以下にまで接近することもあるなど、反射神経ではどうにもならない場面が多くあります。そのため相手のシュートコースを予想する必要があるのですが、意図的にシュートコースをあけて相手のシュートコースを誘導するテクニックがありますよ。これは「かもる」という技術であり、あえて開けたコースへシュートを打たせて、腕や足を伸ばして止めにいくのです。

このように「自分の打たせたい所へ相手にシュートを打たせる」というのが、キーパーを務める上でのコツなのですね。

スライディングでゴール下段を守る

柔軟性の高い選手であれば、ハードル走のように大きく開脚してゴール下段のシュートを防ぐことができます。この技術は「スライディング」と呼ばれています。足を開いて広い範囲を守ることが可能であれば、相手が下を狙ってくると分かればその時点で右、左といった方向を気にせずに素早く動いてゴールを守る事ができます。

相手の行動に合わせて素早く動くことが大事なキーパー、選択肢の数を減らして判断をしやすくするのもキーパーをやる上で大事なコツです。スライディングのために踵部を滑りやすく加工した靴を用いるキーパーも多いようですね。

最後に

今回はハンドボールのキーパーの役割や向いている人の特徴、構えのコツなどについて紹介しました。かなり人を選ぶポジションであるのは事実であるハンドボールのゴールキーパー。唯一無二の役職でチームの守りの要というかなりカッコいいポジションでもあるので、「向いているかも」と思った人は是非とも挑戦してみてください!

この記事を書いた人

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