当サイトは海外在住者に向けて発信しています。

ハンドボール発祥の地・デンマークはどんな国?観光スポットやグルメまで

ハンドボール発祥の地・デンマークはどんな国?観光スポットやグルメまで

「世界で一番幸せな国」と聞いて、皆さんはどの国を思い浮かべるでしょうか。北欧のデンマークは、国連の幸福度ランキングで常に上位に名を連ねる国です。

この記事では、「デンマークはどんな国?」というテーマで基本的な特徴から、ハンドボールとの意外な関係、そして観光やグルメ情報までを網羅してご紹介します。

目次

デンマークってどんな国?

デンマークは北ヨーロッパに位置し、ドイツの北にあるユトランド半島と、その周辺に浮かぶ400以上の島々から構成されています。国土の面積は日本の九州とほぼ同じくらいという、比較的コンパクトな国です。しかし、その小さな国土の中には、世界中から注目される独自の社会システムや文化が詰まっています。

まずは、地理や社会の仕組みから見ていきましょう。

地理と気候の特徴

デンマークの地形は平坦で、国全体を見渡しても高い山がほとんどありません。最も標高が高い場所でも171メートルほどしかないため、見晴らしの良い平原がどこまでも続いています。気候に関しては北欧諸国の中では比較的温暖な部類に入りますが、冬の日照時間は極端に短くなります。

その一方で、夏には夜遅くまで太陽が沈まない「白夜」に近い状態が続くため、観光に訪れるなら気候が安定して明るい時間が長い5月から8月がベストシーズンと言えるでしょう。

「世界一幸せな国」を支える仕組み

「デンマークといえば高福祉の国」というイメージをお持ちの方も多いですよね。実際、この国は「高負担・高福祉」という社会モデルを採用しています。消費税は25%、所得税も高い水準に設定されていますが、その代わりに国民は手厚い社会保障を受けることができます。

医療費は原則無料であり、大学までの学費もかからないため、将来に対する経済的な不安が少ないことが、国民の高い幸福感に直結しています。

環境を守る自転車大国

デンマークでは、街中を歩くと、驚くほど多くの自転車が行き交う光景に出会います。通勤や通学の移動手段として自転車が深く根付いています。地球温暖化を防ぎ、自分たちの国と環境を守ろうという国民のエコロジーに対する意識の高さが表れています。専用の自転車レーンが整備されており、子供からお年寄りまでが颯爽とペダルを漕ぐ姿は、この国の健全な精神性を象徴する風景の一つともなっています。

ハンドボール発祥の地としての歴史

スポーツの秋や学校の部活動でおなじみのハンドボールですが、そのルーツがデンマークにあることは意外と知られていません。サッカーとバスケットボールを混ぜたような激しい攻防が魅力のこの競技は、北欧の厳しい気候が生んだ「知恵の結晶」とも言えるスポーツなのです。

ここでは、デンマークとハンドボールの深い関わりについて解説します。

厳しい寒さが生んだ屋内競技

ハンドボールの起源にはいくつかの説がありますが、現在世界中でプレーされている「7人制ハンドボール」の起源は19世紀末のデンマークにあるというのが定説です。デンマークの冬は寒く、屋外でサッカーを楽しむことが困難でした。そこで、冬場でも屋内でボールを使って体を動かせるようにと考案されたのがハンドボールの始まりです。限られた屋内スペースでも白熱した試合ができるよう、コートのサイズや人数(7人制)などのルールが徐々に整備されていきました。

世界標準となったデンマーク式

かつてはドイツ発祥の「11人制ハンドボール」も存在し、こちらは屋外のサッカー場を使って行われていました。しかし、天候に左右されずにプレーできるデンマーク式の7人制は競技としての完成度が高く、また戦術的な面白さもあったため、次第に支持を集めるようになりました。特に第二次世界大戦後には、狭い場所でも実施可能なこのスタイルが世界的な主流となり、オリンピックの正式種目としても採用されるに至りました。

デンマークを満喫する観光スポット

首都コペンハーゲンをはじめ、デンマークにはおとぎ話の世界に迷い込んだような美しい景色が広がっています。歴史ある建物とモダンなデザインが調和した街並みは、歩いているだけでも心が弾みますよね。

ここでは、初めてのデンマーク旅行で絶対に外せない主要な観光スポットをいくつかピックアップしてご紹介します。

カラフルな港町「ニューハウン」

デンマークの観光写真として最も有名なのが、この「ニューハウン」です。17世紀に掘削された人工の運河沿いに、赤や黄色、青といったカラフルな木造家屋がずらりと並ぶ景観は圧巻です。かつては船乗りたちが集う賑やかな繁華街でしたが、現在はおしゃれなレストランやカフェが軒を連ねる人気スポットに変貌を遂げています。晴れた日には運河沿いのテラス席で食事を楽しむ人々で溢れ、その美しい風景はまさに絵本の一ページのようです。

世界最古の遊園地「チボリ公園」

コペンハーゲン中央駅の目の前にある「チボリ公園」は、1843年に開園した世界最古のテーマパークの一つです。実は、あのウォルト・ディズニーがディズニーランドを構想する際に何度も訪れ、インスピレーションを受けた場所としても知られています。園内は美しい花々やイルミネーションで彩られ、絶叫マシンだけでなく、パントマイムやコンサートなどの文化的な催しも楽しめます。夜になると園内は幻想的な光に包まれ、ロマンチックな雰囲気が漂います。

レゴ発祥の地「ビルン」

子供連れの旅行や、おもちゃ好きの方にとって聖地とも言えるのが、ユトランド半島の「ビルン」という街です。ここは世界的に有名なブロック玩具「レゴ(LEGO)」の本社がある場所です。本場の「レゴランド」があるのはもちろん、創造力を刺激する体験型施設「レゴハウス」もあり、大人も童心に帰って楽しむことができます。

デンマークのグルメと文化

旅の楽しみといえば、やはりその土地ならではの食事ですよね。デンマークの食文化は、華美な装飾よりも素材の味を大切にした、素朴で家庭的な味わいが特徴です。日本人の口にも合いやすい料理が多く、安心してグルメを楽しむことができます。また、食事の時間そのものを大切にする独特の文化も存在します。

名物料理「スモーブロー」と豚肉料理

デンマーク料理の代名詞といえば、「スモーブロー」です。これは、薄くスライスしたライ麦パンにバターを塗り、その上にニシンやサーモン、ゆで卵、ローストビーフなどをたっぷりと乗せたオープンサンドイッチです。「パンが見えなくなるほど具材を乗せる」のがマナーとされており、ナイフとフォークを使っていただきます。

また、デンマークは養豚が盛んなため、豚肉料理も絶品です。特に、皮付きの豚肉をカリカリに焼き上げた「フレスケスタイ」は、クリスマスなどの特別な日に欠かせないごちそうです。

幸福の秘訣「ヒュッゲ」

デンマークには、「ヒュッゲ(Hygge)」という言葉があります。これは単なる単語ではなく、「居心地のよい時間や空間」「精神的に満ち足りた状態」を指す大切な概念です。例えば、冬の長い夜に家族や友人と集まり、キャンドルの温かな灯りの中でコーヒーを飲みながら語り合う。そんな何気ないけれど心安らぐひとときが「ヒュッゲ」です。物質的な豊かさ以上に、こうした精神的な豊かさを追求する姿勢こそが、デンマークの人々を幸福にしている最大の要因なのかもしれませんね。

まとめ

今回は「デンマークってどんな国?」というテーマで、その魅力や特徴を深掘りしました。

美しい街並みや美味しい食事はもちろんですが、デンマークの人々の「幸せの作り方」に触れることこそが、この国を旅する最大の醍醐味となるでしょう。次の旅行先として、幸福の国デンマークを検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

ハンドボールオタクが日本のハンドボール人口を増やしたくて運営中。
ハンドボールに関するルール、チーム、雑学を紹介!

目次