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【ハンドボール】センターの役割は?向いている人や必要な動き方を解説!

【ハンドボール】センターの役割は?向いている人や必要な動き方を解説!

ハンドボールの試合を見ていると、コートの中央でボールをさばき、味方に指示を出している選手が目を引きますよね。この「センター」というポジションは、チームの攻撃を牽引する非常に重要な役割を担っています。この記事では、センターの基本的な役割や必要な技術、どのような人が向いているのかを詳しく解説します。

目次

ハンドボールの「センター」とは?

チームの要となるポジションだからこそ、具体的に何をしているのか気になりますよね。ここでは、根本的な役割について紐解いていきます。

攻撃の起点となりゲームをコントロールする

ハンドボールのセンターは、バスケットボールにおけるポイントガードや、サッカーにおけるボランチのような存在であり、まさにチームの「司令塔」です。

攻撃が始まる際、サイドや45度の選手が走る動きに合わせて、最後に相手コートへ入り、全体の陣形を確認しながら攻撃を組み立てます。速攻を仕掛けるべきか、ボールをキープしてセットオフェンスに移行するべきかなど、試合のペースを自在に操るゲームメーカーとしての役割が求められます。

常にコート全体を見渡す広い視野が必要

試合中は、味方の動きだけでなく相手ディフェンスの陣形や隙を瞬時に見抜く必要があります。そのため、一点に集中するのではなく、コート全体を広く見渡せる視野の広さが不可欠です。

センターのパス一つで、攻撃のスピードを一気に上げたり、逆にテンポを落として味方を落ち着かせたりすることができます。リードしているのか、劣勢なのか、残り時間や味方の疲労度まで考慮し、その場に最も適した選択を下すという、極めて高度な状況判断が常に求められます。

センターに向いている人の特徴とは?

これからセンターに挑戦しようと考えている方は、自分に適性があるのかどうか不安に感じることもありますよね。ここでは、センターに向いている人の特徴を詳しく見ていきましょう。

冷静な性格と状況判断力

どんなにプレッシャーのかかる場面でも、決して焦らず冷静にプレーの選択ができる人がセンターに適しています。体格の大きさよりも、瞬時の判断力やインテリジェンスが重視されるポジションです。常に頭を働かせ、次にどのようなプレーが最適かを考え続けることができる知的なタイプが向いていると言えるでしょう。相手の守備システムを分析し、それに合わせた戦術を即座に引き出せるような、頭の回転の速さとメンタルの強さが必要になります。

仲間を活かす献身性とリーダーシップ

センターは自分が目立つことよりも、チームメイトがいかに気持ちよくプレーし、得点できるかを最優先に考える献身的な姿勢が大切です。特に、チームの主な得点源となる45度の選手に、最高のタイミングでパスを供給することが重要になります。

また、試合中は声を出して味方に的確な指示を送る場面も多いため、周囲から信頼され、チーム全体を引っ張っていけるような強いリーダーシップを持ったキャプテンタイプの選手が多く起用されます。

センターに必須となる技術とプレースキル

司令塔として活躍するためには、頭の良さだけでなく、それを体現するための技術が必要になりますよね。ここでは具体的なスキルについて解説します。

パスを的確に使い分ける高いテクニック

コートの中央にはボールが頻繁に集まるため、状況に応じた様々なパスを正確に出す技術が求められます。

  • オーバーハンドパス
  • バウンズパス
  • ラテラルパス
  • サイドハンドパス

など、様々な種類のパスを自在に操れなければなりません。特に、手首のひねりを利用して素早くボールをさばくラテラルパスは、両手でスムーズに行えるようになると大きな武器になります。

相手ディフェンスを翻弄するフェイントと突破力

味方へパスを出す前段階として、まずは相手のディフェンスを自分に引き付けるためのフェイント技術が必要です。体の重心移動を使ったフェイントや、視線とボールの動きで相手を騙すテクニックなど、基本動作を忠実に、かつ高いレベルでこなせる選手が重宝されます。パスを出すふりをして自ら切り込んだり、逆にシュートを打つと見せかけてラストパスを出したりと、相手の予測を上回るプレーを選択し実行できる突破力が、強いチームのセンターの証と言えます。

センターに求められる具体的な動き方は?

実際の試合中、コートの真ん中でどのような動きをすればチームが機能するのか、イメージしづらい部分もありますよね。具体的な戦術に基づく動きを見ていきましょう。

基本的な位置取りとエースを活かす連携プレー

ゲーム開始時、センターはコートのほぼ中央、野球のホームベースの頂点のような位置に立ちます。そこから細かく左右に動きながら、隣にいる45度の選手をサポートします。この時、45度の選手が前に出たら自分は少し下がるなど、前後運動のバランスを取ることが大切です。チームで最も得点力のあるエース級の選手が気持ちよくシュートを打てるよう、自分が囮になってディフェンスを引き付け、空いたスペースへ瞬時にパスを供給する連動した動きが常に求められます。

ポジションチェンジの活用

試合の状況によっては、味方の体格差やミスマッチを解消するために、応用的な動きである「ポジションチェンジ」を行います。

例えば、攻撃の瞬間に45度の選手とクロスするように位置を入れ替え、体格が良くシュート力のある45度の選手をコート中央に移動させます。これにより、相手のマンツーマンディフェンスを混乱させ、マークのズレを生み出すことができます。

このように、自らの動きによって意図的に味方のシュートコースを切り開くという戦術的役割も担っています。

ダブルポストと退場時の臨機応変なカバーリング

攻撃に重点を置く「ダブルポスト」という戦術を採用する際、2人目のハンドボール ポストプレイヤーとしてセンターがその役割を担うことがよくあります。相手ゴール付近でスクリーンプレーを行い、味方のフリースペースを作り出す仕事もこなす必要があります。

また、ハンドボールでは2分間の退場が頻繁に起こるため、一時的に数的不利な状況に陥ることがあります。そのような緊急事態において、抜けてしまったポジションにすかさず入り込み、攻守のバランスを保つ臨機応変な対応力も大切です。

まとめ

今回は、ハンドボールにおけるセンターの役割や向いている人の特徴、そして実践で求められる動き方について詳しく解説しました。単にパスを回すだけでなく、広い視野と冷静な判断力で試合全体をコントロールする、まさにコート上の監督とも呼べる存在です。これからハンドボールのセンターを目指す方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!

この記事を書いた人

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