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ハンドボールのポジションは何がある?それぞれの特徴も解説

ハンドボールのポジションは何がある?それぞれの特徴も解説

ハンドボールを観戦したことはありますか。日本ではまだまだ競技人口が多くないため、ルールやポジションについて詳しく知らない方も多いかもしれません。

この記事では、ハンドボールのポジションについて、その役割や求められる能力を分かりやすくお伝えしていきます。

目次

ハンドボールってどんなスポーツ?

まずはハンドボールがどのような競技なのか、基本的なことから見ていきましょう。

ハンドボールは、コートプレーヤー6人とゴールキーパー1人の計7人で構成される2チームが対戦するスポーツです。ボールを相手ゴールへ投げ入れて得点を競います。

「走る・投げる・跳ぶ」という3つの動作が揃った競技で、高いジャンプから繰り出される力強いシュートは見応え抜群です。発祥地のヨーロッパでは人気競技として親しまれており、日本でも中高生を中心に約7万人のプレーヤーが活躍しています。少子化が進む中でも競技人口が増えているという事実は、ハンドボールの魅力を物語っているといえるでしょう。

ハンドボールのポジション一覧

ここからは7つのポジションについて、それぞれの正式名称と役割を詳しく紹介していきます。

ゴールキーパー(GK)

チームの守りの要となるポジションです。

ゴールエリア内で相手のシュートを全身を使って阻止します。1試合で約50本ものシュートを受けることもあり、阻止率30パーセントで合格点とされるほど厳しい役割です。ただ、トップレベルの選手になると40パーセントを超える阻止率を記録することもあります。

求められるのは、瞬時の判断力やボールに向かっていく度胸、そして相手との駆け引きの技術です。身体面では高身長や長い手足、開脚できる柔軟性も重要になります。守備だけでなく、速攻の起点となるパスを出す正確性も必要とされる、非常に多彩な能力が求められるポジションといえるでしょう。

ゴールキーパーのスーパーセーブは、試合の流れを大きく変える力を持っています。チームの士気を高める重要な存在でもあるのです。

センターバック(CB)

攻撃の組み立て役を担う司令塔的存在です。

ボールに触れる機会が最も多く、チーム全体に指示を出しながら自らもシュートチャンスを狙います。相手ディフェンスの形を冷静に見極める視野の広さや判断力が不可欠です。

技術面だけでなく、チームメイトの特徴を把握して戦術を立てる能力も求められます。プレーヤーを動かすという特性上、仲間からの信頼関係も重要になってくるポジションです。サッカーでいうボランチに近い役割を持っており、世界のトップチームを見ても技術面で優れた選手が多く配置されています。

普段の練習から適切にコミュニケーションを取れる能力も、このポジションには欠かせません。

レフトバック(LB)とライトバック(RB)

チームのエースポジションとして得点力が求められます。

レフトバックは「左45度」、ライトバックは「右45度」と呼ばれ、ゴールを中心に45度の位置に配置されます。レフトバックは右利き、ライトバックは左利きの選手が担うのが一般的です。

シュート成功率を高めるための身長や跳躍力、相手のマンツーマンディフェンスを突破する筋力が必要になります。ジャンプシュートやステップシュート、ブラインドシュート、ループシュートなど、状況に応じて多彩なシュートを使い分ける技術も求められるポジションです。

ディフェンスとの接触が多い中でも、崩れた体勢からシュートをねじ込む突破力が必要とされます。シュート力だけでなく、仲間にチャンスを作るフェイントやパス能力も大切な要素です。

レフトウイング(LW)とライトウイング(RW)

スピードを活かした速攻が持ち味のポジションです。

レフトウイングは「左サイド」、ライトウイングは「右サイド」と呼ばれ、コートの両端に位置します。ディフェンスからオフェンスへの切り替え時に素早く駆け上がり、得点を狙う役割を担います。

足の速さはもちろん、コートの端から端まで走り抜く持久力が必要です。サイドからのシュートは正面に比べて角度が取りにくいため、倒れ込みながら打つプロンジョンシュートなど、高度な技術が求められます。

レフトウイングは右利きの選手が、ライトウイングは左利きの選手が有利になる傾向があります。右利きの選手がライトウイングを務める場合は、狭い角度からボールにスピンをかけるなど、プラスアルファの技術が必要になってきます。

ピボット(PV)

縁の下の力持ちとして攻撃スペースを作り出します。

「ポスト」とも呼ばれるこのポジションは、攻撃時に相手ディフェンスの間に入り込み、味方が攻めやすいスペースを確保することが主な役割です。ゴールに最も近い位置にいるため、チャンスがあれば自らもシュートに持ち込みます。

最も身体接触が激しいポジションなので、強靭な筋力や体重が必要になります。多くのコンビネーションプレーがピボットを絡めたものになるため、競技を深く理解した経験豊富な選手が任されることが多いです。

どれだけ味方にチャンスを作れるかがカギとなるため、チーム戦術への理解と献身的なプレーが求められるポジションといえます。

ハンドボールのポジションの選び方

自分に合ったハンドボール ポジションを見つけるには、いくつかのポイントがあります。

身体的な特徴はもちろん、性格やプレースタイルも大きく影響します。素早い動きが得意ならウイング、フィジカルに自信があればピボット、冷静な判断が得意ならセンターバックといった具合です。

ポジションは一度決めたら固定というわけではありません。成長に応じて見直されることも多く、練習や試合を通じて自分の強みが見えてくることもあります。最初はいろいろなポジションを経験してみて、自分が一番楽しいと感じる場所を見つけることが大切です。

また、身長もハンドボールのポジション選びの要素のひとつ。ゴールキーパーやピボットでは高身長が有利に働きますが、ウイングではスピードや瞬発力が重視されるため、身長が低くても十分に活躍できます。身長だけで決まるわけではなく、技術や戦術理解で補うこともできるので、自分の特徴を活かせるポジションを探してみてください。

まとめ

ハンドボールのポジションには7つの役割があり、それぞれに異なる魅力と求められる能力があります。ゴールキーパーの華麗なセーブ、センターバックの的確な判断、バックプレーヤーの迫力あるシュート、ウイングのスピード感あふれる攻撃、そしてピボットの献身的な動き。すべてのポジションが組み合わさることで、スピーディーで魅力的な試合が生まれます。

この記事を参考に、実際の試合を観戦してみてください。各ポジションの役割を理解することで、観戦がきっと何倍も楽しくなりますよ。

この記事を書いた人

ハンドボールオタクが日本のハンドボール人口を増やしたくて運営中。
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